内視鏡検査
ピロリ菌の除菌治療を保険適用で行うには、「内視鏡検査(胃カメラ検査)を行ってピロリ菌陽性が確認される」必要があります。胃カメラ検査の約1週間後に再度お越しいただき、ピロリ菌検査の結果をお伝えした上で、陽性であれば除菌治療へと移行します。
〒158-0097 東京都世⽥⾕区⽤賀2-38-7
ピロリ菌検査・除菌

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の粘膜に生息する細菌で、胃がんや胃潰瘍の主要な原因となります。主に幼少期に感染者との経口感染を起こすことが多く(※)、一度感染すると自然に除菌されることはありません。日本での感染例は減少傾向にあるものの、未だに注意が必要な病気です。
当院では、各種検査による診断から除菌治療、除菌後のフォローまで一貫して行っています。
(※)感染者との食器の共有、食べ物の口移しなど
ピロリ菌に感染した胃は、表面(粘膜)に慢性的な炎症が発生します(慢性胃炎)。この状態が続くと胃の機能が徐々に低下し(萎縮性胃炎)、胃がんや胃潰瘍などのリスクを高めてしまいます。
慢性胃炎や萎縮性胃炎には自覚症状がほとんどなく、腹痛などの症状が現れるころには胃がんや胃潰瘍が進行していることも多いです。定期的な検査による早期発見が重要です。
除菌により胃がんリスクの減少が期待でき、潰瘍の再発率も大幅に低下します。若い年齢での除菌ほど、胃がん予防効果が高いことが分かっています。
胃カメラで組織を採取し、迅速ウレアーゼ試験、鏡検法、培養法などの方法で診断します。胃粘膜の状態も同時に評価でき、高精度な診断が可能です。
尿素呼気試験や血液検査(抗体測定)、便中抗原検査などの方法でも検査ができます。内視鏡の手間がかかりませんが、精度が劣ることがあるので、主に治療後の除菌判定として実施します。
Step01
ピロリ菌の除菌治療を保険適用で行うには、「内視鏡検査(胃カメラ検査)を行ってピロリ菌陽性が確認される」必要があります。胃カメラ検査の約1週間後に再度お越しいただき、ピロリ菌検査の結果をお伝えした上で、陽性であれば除菌治療へと移行します。
Step02
胃酸を抑える薬と2種類の抗生物質を1週間服用します。服用中は飲酒・喫煙を控え、確実な服薬を続けてください。
Step03
処方したお薬を飲み終えたタイミングで受診していただき、副作用などを確認します。その後、2か月ほど空けて再度受診していただき、治療の効果を確認します(主に尿素呼気試験)。
下痢、軟便、味覚異常、発疹などが起こることがあります。重篤な副作用はまれですが、症状が強い場合はご連絡ください。
一次除菌のみでも高い確率で除菌に成功しますが、不成功の場合は抗生物質を変更して二次除菌を行います。二次除菌でも不成功な場合は、三次除菌を検討します。
※ピロリ菌治療への保険適用が可能なのは、二次除菌までです
Step04
除菌成功後も、胃がんリスクはゼロにはなりません。治療後も定期的に胃カメラ検査を実施し、胃がんの早期発見に努めましょう。