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発熱・鼻水などの風邪症状

風邪は上気道のウイルス感染症で、鼻水、くしゃみ、のどの痛み、咳などの症状が現れます。通常は1週間程度で自然に改善しますが、症状が長引く場合や悪化する場合は、細菌感染の合併や他の病気の可能性があります。特に高齢者や基礎疾患のある方は、肺炎などの合併症に注意が必要です。適切な対処により、症状を軽減し、回復を早めることができます。
鼻水・風邪の原因
ウイルス感染
ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルスなど200種類以上のウイルスが原因となります。飛沫感染や接触感染により伝播し、疲労やストレスで免疫力が低下していると感染しやすくなります。
アレルギー性鼻炎
花粉、ハウスダスト、ペットの毛など様々なものが原因となります。アレルギーによる鼻水は透明でサラサラしているのが特徴で、くしゃみや目のかゆみなども伴います。
副鼻腔炎(蓄膿症)
風邪の後に黄色や緑色の粘り気のある鼻水が続く場合は、副鼻腔炎の可能性があります。頬や額の痛み、頭重感、嗅覚低下を伴うことがあります。
関連する疾患
急性上気道炎(風邪)
鼻水、のどの痛み、咳、微熱などが主症状です。特効薬は存在しないため対症療法が中心で、十分な休養と水分摂取により、通常5~7日程度で改善します。
インフルエンザ
突然の高熱(38℃以上)、強い倦怠感、関節痛、筋肉痛が特徴です。風邪より症状が重く、肺炎などの合併症リスクが高いため、早期の抗ウイルス薬投与が有効です。
COVID-19
いわゆる新型コロナウイルス感染症で、発熱、咳、倦怠感に加え、味覚・嗅覚障害が特徴的です。軽症から重症まで幅広く、後遺症が残ることもあるため、適切な診断と経過観察が必要です。
副鼻腔炎
急性副鼻腔炎は風邪に続発し、慢性化すると3か月以上症状が続きます。鼻茸(ポリープ)を形成することもあり、手術が必要な場合もあります。
アレルギー性鼻炎
花粉のほか、ダニ、カビ、ペットなど原因は様々です。アレルゲンの回避と薬物療法により、症状のコントロールを行います。当院ではアレルギー疾患への専門治療も行っています。
受診の目安
緊急受診が必要な症状
39℃以上の高熱が続く、呼吸困難がある、意識がもうろうとする、激しい頭痛や胸痛を伴う場合は、髄膜炎、肺炎、心筋炎などの重篤な合併症の可能性があります。直ちに受診するか、場合によっては救急車の要請もご検討ください。
早期受診をお勧めする症状
1週間以上症状が改善しない、黄色や緑色の鼻水が続く、顔面痛や頭痛が強い、耳痛や難聴を伴う、血痰が出る場合は、副鼻腔炎、中耳炎、細菌性肺炎などの可能性があります。放置によって悪化したり、合併症を起こしたりするため、早めの受診をお勧めします。
鼻水・風邪の検査と治療
当院では、症状に応じた適切な検査と治療を行っています。
検査
風邪は詳細な問診と身体観察で診断できることが多く、通常は特別な検査は不要です。花粉症などのアレルギー性疾患が疑われる場合にはアレルギー検査(血液検査)を実施します。
治療
風邪には症状を和らげる薬(解熱鎮痛薬、鎮咳薬、去痰薬)、アレルギー性鼻炎には抗アレルギー薬、細菌感染が疑われる場合は抗菌薬を使用します。症状によっては漢方薬も選択肢となります。
風邪症状がある時は発熱外来へ
発熱や風邪症状がある場合、当院では発熱外来で対応しています。他の患者様との接触を避けた専用の診察室で、インフルエンザやCOVID-19の抗原検査も含め、院内感染のリスクを考慮した診療を行います。